TALKS Vol.1
新しい美味しさ
「Kroome〜クロメ〜の黒豆食パン」
- 浅香
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このTalkコーナーでは黒豆蕎麦・黒豆食パンの誕生秘話や美味しい楽しみ方など、普段はなかなか聞けないお話を代表の大野さんからお伺いします。
記念すべき第一回目のtalkは「4代続く老舗のおそば屋さんが、なぜパンを手がけることになったのか」です。
僕も含めてちょっと不思議に感じている人もいるかと思うんですが、いかがですか?
- 大野
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時代に合った新しい商品をと考えた時に、「黒豆を使った美味しいものを提供したい」という想いから、Kroomeの「黒豆食パン」がスタートしました。
そもそも「花粉」の黒豆蕎麦も新しい美味しさをお客様に食べてもらいたくて、たくさんの人の協力で完成した商品なんです。
黒豆蕎麦を開発した経験があったので、黒豆をメインにした美味しい食パンを作ろうと決めました。
- 浅香
- 黒豆蕎麦「花粉」は美味しいと評判ですもんね。そのノウハウでパンにチャレンジしたと。
- 大野
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そうなんです。
過去の経験を生かして完成した黒豆食パンなので、僕たちにとっては自然な流れでした。
でも確かに、そば屋がパンを作るのは不思議に思われるかもしれませんね。
実は僕はもともと美容師をしていて、25歳の時に家業のそば屋を継いだんです。
日本のそば屋が年々減っている状況をどうにかしたくて、そば業界を盛り上げるために黒豆蕎麦「花粉」を展開してきたのですが、そこでコロナという問題が起こりました。
外食に制限がかかり、今までのようにお店でそばを食べてもらうことが難しくなってしまったんです。
じゃあテイクアウトをメインに提供できるかというと、そばがのびてしまうのでちょっとできない。
やっぱり茹でたてが美味しいですからね。
そこで、テイクアウトもできて新しくてもっと人に喜んでもらえるものを考えよう!となったんです。
美容師をしていたときから「お客様に何が喜ばれるかを先回りして考えろ」と鍛えられてきたので、みんなでたくさん考えてこの黒豆食パンにたどり着きました。
- 浅香
- 人に喜んでもらえて、コロナを乗り越えられる新しい商品ですね。
- 大野
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食パンならテイクアウトでも店内でも美味しく食べてもらえるし、もっと気軽に毎日の食卓で楽しんでもらえますから。
いろいろと模索しながら時間をかけて完成したので「なぜそば屋がパンを作るのか」と聞かれると、一言で答えるのは難しいんですが。
強いて言うならKroomeの黒豆食パンは、また食べたい、人に教えたい、プレゼントしたい。
そんな「人の気持ちを動かすパン」として、たくさんの人に楽しんでもらいたいと思っています。
6種類の黒豆食パンそれぞれの個性、Kroomeカフェで楽しめる美味しいアレンジ、食材へのこだわりや美味しさの秘密、これから全国のお客様に黒豆食パンを届けていく会社としての挑戦など、まだまだお客様に伝えたいことがたくさんあります。
ただ美味しいという話だけじゃなく、普段はあまり知ることのない裏話や、同じ飲食業界の人の役に立つ話もたくさんできたらと思っています。
- 浅香
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「Kroome〜クロメ〜の黒豆食パン」の魅力、このtalkでたくさん発信していきましょう。
裏話も気になるところですが、次回はどんな内容ですか?
- 大野
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こっそり話したいこともあるんですけどね。笑
まずはKroomeを楽しみにしてくださっているお客様に向けて、黒豆食パンのことをしっかりお伝えします。
黒豆食パンは6種類あるんですよ。黒豆のパンばっかり6種類もいるか?と思いません?笑
でも、この6種類がミソなんです。その理由とそれぞれの美味しいアレンジ、知ればもっと黒豆食パンを楽しめる、そんな内容をお届けします。
Vol.2もぜひ楽しんでください。