STORY

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丹波篠山の黒豆農家さんとの出会い

この黒豆を育てているのは、京都の丹波地域、南丹市日吉町の“丹波黒”の名称で全国に知られている黒大豆農家【塩貝さん】という方です。塩貝さんご夫婦が育てる黒豆は、肥えた土壌と昼夜の気温の差が大きいという気候に恵まれた好条件のもとで作られており、ほかの地方の黒大豆に比べて大粒でコクがあり、味が非常に濃く、濃厚で、うま味が強いのが特徴です。

塩貝さんの技術は育てる事だけではなく、この黒豆の加工技術にも長けており、焙煎の温度管理から挽く粗さなど、黒豆を熟知した塩貝さんだからこそできる技術で黒豆を魔法のように自由自在に操ります。そして何より、息子のように慕ってくれて、どんな要望やわがままでも 真摯に向き合ってくれる。そんな人柄に「何としてでも、この黒豆の魅力を世に伝えていきたい。」そう決意しました。

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そこから生まれた商品

この黒豆を熟知し、魔法のように操る塩貝さんと、蕎麦屋の家系に生まれ小麦を熟知した職人が出会い、生まれたのが、挽きの粗さ、焙煎温度、配合率、茹で加減 、すべて計算された花粉名物の上品で香ばしい風味がたまらない人気の黒豆蕎麦です。蕎麦の美味しさも勿論、栄養価の高い黒豆本来のヘルシーさと店舗の外観なども拘り、若い女性を中心に支持される蕎麦屋となりました。しかし、順調な矢先にコロナが流行しはじめます。

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たどりついた素材へのこだわり

私たちが蕎麦で培った技術と経験を取り入れ、妥協を許さない試行錯誤の日々の結果厳選した小麦粉、黒豆の挽きの粗さや焙煎温度、そして配合率、発酵から焼き加減すべて計算された究極の黒豆食パンがここに誕生しました。

小麦粉を熟知している私たちは、黒豆とお互いを惹き立たせあう小麦粉を数十パターン試し、ひとつの答えを出しました。それは、まだパン業界でもあまり知られていない【アルバータ】です。このアルバータと黒豆を幾度と実験し、見いだした配合率の絶妙なバランスでブレンドされた生地を焼き上げます。

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そこから生まれた商品

配合率や挽きの粗さで色んな味と風味の変化をお楽しみ頂ける様、6種類の食パンをご用意致しました。もう一口、もう一口と、手が止まらなくなってしまいふと香りと味を思い出させ、どうしてもまた食べたくなるような究極の黒豆食パンをぜひご堪能ください。